4人に1人が高齢者といわれる超高齢化社会となっています。
高齢者が利用する施設もサービス内容が多様化し、介護職の求人も増加傾向にあります。
介護職は無資格でも仕事ができる内容も多いため、長年ブランクのあった主婦がバイトやパートで再就職を目指すことも可能で、曜日や時間帯など、勤務形態を選びやすい求人も多くあり採用率も高いです。

最初は無資格でバイトを始めたとしても、ステップアップのためにも資格を取得していくのがおすすめです。
介護職のスタート資格ともいわれている介護職員初任者研修は、指定の場所で指定の時間講習を受けた後、試験を受けて合格すれば取得できる資格です。
試験は学んだ内容を振り返るようなものとなっており、難しいものではなく取得しやすい資格とされています。
資格を取得することで、専門性の高いサービスを提供できることにつながりますし、時給がアップしたり資格手当がつくなど給与面でも条件が良くなります。
しかも、人員不足の背景からこういった資格取得のための研修を行っている施設や就業支援施設は多くあり、金銭面でも取得しやすい資格と言えます。

転職を希望する場合においても、資格を取得していることが有利に働くことがあります。
また実務経験を3年以上積めば、介護福祉士の試験を受ける条件を満たします。
介護業界でステップアップしていくためにも、おすすめの資格です。

仕事のブランクがあった主婦であっても、介護業界で経験を積んだり資格を取得していくことで介護のプロを目指すことが可能です。
仕事をしながら知識や技術をブラッシュアップしていくことで、自分の家族の介護、地域の高齢者へのボランティアなど幅広く活用していくこともできます。